神奈川県(横浜市、川崎市など)で転職したい作業療法士のための求人事情

横浜 転職活動ガイド

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関東地方南西部、東京都の南に位置する神奈川県。

東京のベッドタウンとしても人気の都市です。

また観光地としても人気で、横浜赤レンガ倉庫、山下公園、横浜中華街などで有名な「横浜」、大仏で有名な「鎌倉」、温泉で知られる「箱根」や「湯ヶ原」、その他「湘南」「江の島」「小田原」など見どころ、食べどころ、遊びどころ、癒しどころ満載です。

そんな神奈川県で転職を考えている作業療法士の方も多いのではないでしょうか。

そこで神奈川県で転職するにあたり、神奈川県の事情や作業療法士の求人の多いエリアなど、転職に役立つ情報を紹介します。

人口

人口

神奈川県の総人口は、9,204,965人(2020年4月1日現在)。

東京都に次ぐ全国第2位の人口です。

神奈川県の人口推移は、2020年頃までは増加し続け、その後減少していくとの見通しが出ており、2040年頃には人口約854万人になる予測です。

高齢化事情

少子高齢化

2019年1月1日現在の神奈川県の総人口は9,181,625人。

そのうち65歳以上の高齢者は2,288,304人で、高齢化率は24.9%です。

2040年頃の予測を見ると、総人口は約854万人。そのうち65歳以上は約287万人、高齢化率33.6%の見通しです。

日本の中にはすでに超高齢化社会に突入しているところもある中、神奈川県に住んでいると高齢化は感じにくいかもしれません。

しかしこれまで増加していた人口も今後は減少に転じ、高齢化も進み、特に75歳以上が急速に増加する見込みです。

病院、介護施設事情

病院

2018年11月現在、神奈川県の病院数は339施設。

一般診療所は6361施設です。

病床機能別に見ると、2018年7月1日現在、

高度急性期10,052床
急性期29,581床
回復期6,952床
慢性期14,306床

計62,319床です。

一方、2025年の病床機能別の予測必要数は、

高度急性期9,419床
急性期25,910床
回復期20,934床
慢性期16,147床

計72,410床です。

回復期病床の不足が相当ですね。

高度急性期や急性期の余剰病床を組み替えても全く足りない状況です。

神奈川県は現状でも医療資源が不足しています。

そのため相当早急に対策する必要があります。

一方介護施設や在宅ケアについては、全国平均レベルか上回っているものが多いです。

ただ今後については高齢化が急速に進んでいくため、施設の増設や体制の整備が必要な状態です。

作業療法士事情

ポイント

神奈川県作業療法士会の入会者数は、2018年3月31日現在2614人。

644施設で働いています。

多くの作業療法士が働いていますが、しかしそれでも人数は足りていません。

特に今後神奈川県では大幅に不足している回復期病床に対する対策がとられていくと思われ、この分野での需要は一層高まるのではないでしょうか。

不足している作業療法士を確保するために、好条件の求人が多い、または多くなっていくと思います。

求人が多いエリア

神奈川県内での作業療法士の求人が多いエリアについてみてみたいと思います。

エリア別にみると、横浜市や川崎市、相模原市、横須賀市、藤沢市が多いです。

横浜市

横浜

神奈川県の東部、東京と並び首都圏の経済、文化を牽引する「横浜市」。

幕末、開港のため日本で最初に開かれた港のひとつとなった横浜港により、日本有数の貿易港、港町として栄えてきました。

オシャレ、流行の発信地として人気の街です。

また東京のベッドタウンとしての面も持ち、2020年3月31日現在の人口は3,757,831人。

そのうち65歳以上の高齢者は920,962人(高齢化率24.5%)です。

2040年頃には352万4千人ほどになり、65歳以上の高齢者は約117万人(高齢化率33.2%)になるとの予測が出ています。

横浜市内でもエリアによって医療、介護分野の充足具合が若干異なりますが、医療資源は基本的に足りていません。

 

一方介護施設や在宅ケアについては、北部と中部エリアは現状全国平均レベルにありますが、南部は不足しています。

 

今後の人口推移を考えると、医療分野は早急に人員確保を始め体制整備をする必要があります。

 

また介護分野、在宅ケアについても高齢者施設の増設や整備が必要です。

 

作業療法士の人数も足りていないため、今後も需要は高いエリアだと思います。

川崎市

川崎

神奈川県の北東部に位置し、多摩川をはさんで東京都と隣接する日本有数の工業都市「川崎市」。

昔は東海道の宿場町や厄除けで有名な川崎大師の門前町として栄えてきたところです。

現在は川崎駅前の再開発により若者の人気が高まっており、休日などには多くの人で賑わっています。

また川崎市は東京のベッドタウンとしての面もあり、2019年10月1日現在の人口は1,530,457人。

65歳以上の高齢者は310,806人(高齢化率20.3%)。

2040年頃には人口は約149万人。65歳以上は45万4千人ほどになるとの予測が出ています。

川崎市の医療体制、介護体制を見ると作業療法士は足りていません。

 

今後高齢者施設の増設や整備が必要ですし、医療分野では特に回復期の不足が大きいです。

 

そのため作業療法士の需要もより高まっていくと思います。

相模原市

相模原

神奈川県の北部に位置する「相模原市」。

丹沢山地や陣馬山などの山々に囲まれ、相模湖や津久井湖など多くの湖があり、大規模な公園など、豊かな自然に恵まれた町です。

一方、JRや小田急電鉄、京王電鉄など6つの鉄道路線が通り、都心へのアクセス良好。

箱根に向かうにも便利です。

そんな相模原市の人口は、2020年1月1日現在722,796人。

65歳以上の高齢者は187,771人(高齢化率26.2%)です。

2040年頃には人口は約67万人。65歳以上は23万7千人ほど(高齢化率35.4%)になる見通しです。

現状療法士は足りていません。

 

また今後の高齢者人口の増加を見据え、高齢化施設の増設や整備が行われていくものと考えられ、作業療法士の需要は高いエリアだと思います。

横須賀市

横須賀

神奈川県の南東部、三浦半島のほぼ中央に位置する「横須賀市」。

江戸時代末期、黒船が来航し、近代の幕開けの地となったことで知られる町です。

東岸は東京湾、西岸は相模湾に面し、オーシャンリゾート施設が充実しています。

海に囲まれ、緑の多い自然豊かな横須賀市の人口は、398,508人(2020年4月1日現在)。

65歳以上の高齢者は126,366人で、高齢化率は31.7%。

すでに3割を超えています。

2040年頃には人口は約31万人、65歳以上の高齢者は約12万人(高齢化率は38.7%)になる予測です。

現状医師数は全国平均レベルですが、それ以外は医療分野も介護分野も足りていません。

 

加えて今後の高齢化を見据え、高齢者施設の増設や体制づくりが必要な地です。

 

そのため作業療法士の需要も、現在そして今後も需要が高いエリアだと思います。

藤沢市

江の島

神奈川県のほぼ中央の南側に位置する「藤沢市」。

湘南エリアの中心的な市です。

江の島は観光地として有名ですが、温暖な気候で自然に恵まれる藤沢市には、特に海水浴、サーフィン、マリンスポーツ愛好者に人気です。

また慶応義塾大学や湘南工科大学、多摩大学、日本大学があり、文教都市でもあります。

そんな藤沢市の2020年6月現在の人口は437,512人。

65歳以上の高齢者は106,915人で、高齢化率は24.4%です。

2040年頃には人口は約42万人。65歳以上は約13万8千人(高齢化率32.9%)になるとの予測が出ています。

現状医療分野、介護分野ともに足りておらず、今後高齢者の増加を考えると、非常に多くの高齢者施設の増設や医療・介護体制の整備が必要になってくるエリアです。

 

そのため作業療法士の需要も今後も高いエリアになってくると思います。

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【関連記事】「PTOT人材バンク」とは?メリット・デメリット、登録方法など徹底解説

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【関連記事】「マイナビコメディカル」とは?特徴、メリット・デメリット、登録方法など徹底解説

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まとめ

神奈川県の人口は2020年頃に増加のピークを迎え、その後減少していくとの予測が出ています。

他の地域と比べ高齢化率は高くない現状ですが、今後は少子高齢化が進んでいく見込みです。

神奈川県では医療資源が不足しており、特に今後回復期病床が相当数不足する試算が出ています。

現状でも療法士も足りていない現状ですが、とくに回復期の作業療法士の需要はより高まっていくと思います。

また介護分野でも今後高齢者、特に75歳以上が急速に増加する予測が出ており、施設の増設や整備が必要になってくるため、こちらの分野でも作業療法士の需要が高まっていくことは間違いありません。

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