沖縄県(那覇市など)で転職したい作業療法士のための求人事情

沖縄 転職活動ガイド

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沖縄県は日本の最南端に位置し、沖縄本島や宮古島、石垣島など160もの島々からなる県です。

年間を通じて温暖な気候で、日本屈指のリゾート地として大人気。

明治時代まで琉球王国が築かれた地であり、独自の文化を持っています。

ゆったりと、そして暖かく豊かな自然に惹かれ、移住される方も多いです。

そんな沖縄県で転職を考えている作業療法士の方も多いのではないでしょうか。

そこで沖縄県で転職するにあたり、沖縄県の事情や作業療法士の求人の多いエリアなど、転職に役立つ情報を紹介します。

人口

人口

沖縄県の総人口は、1,456,955人(2020年6月1日現在)。

沖縄県は他の都道府県と異なり、人口が増加しています。

2030年頃まで増え続け、その後減少に転じる見込みです。

2040年頃には約145万人になる予測が出ています。

高齢化事情

少子高齢化

2019年1月1日現在の人口は1,476,178人。

そのうち65歳以上の高齢者は314,338人で、高齢化率は21.3%です。

それが2040年頃には人口約145万人、65歳以上の高齢者は約43万6千人(高齢化率30.1%)になるとの予測が出ています。

沖縄県の高齢化率の低さは全国第1位。

2040年頃にようやく30%台に乗る予測です。

全国平均と比べ、20年遅い試算です。

病院事情

病院

2018年11月現在、沖縄県の病院数は92施設。

一般診療所は832施設です。

病床機能別に見ると、2017年7月1日現在、

高度急性期1,180床
急性期6,804床
回復期1,652床
慢性期4,233床

計13,869床です。

一方、2025年の病床機能別の予測必要数は、

高度急性期1,831床
急性期5,428床
回復期4,674床
慢性期3,348床

計15,282床です。

2025年にかけて高度急性期と回復期、特に回復期病床の不足が大きいです。

総病床数も足りません。

沖縄県は他の都道府県と異なり今から高齢者が増加していきます。

また人口に対する病院数、診療所数も全国平均を下回っています。

医療・介護体制の整備が急がれ、特に在宅分野の整備・強化が必要です。

沖縄県の医療従事者のニーズは今後ますます高まっていくことが予想されます。

作業療法士事情

作業療法士

沖縄県作業療法士会の入会者数は、848人(2018年3月31日現在)。

163施設で働いています。

沖縄県の人口に対する療法士の人数は全国平均を上回っています。

特に作業療法士は多いです。

沖縄県は地域リハビリに力を入れているのもその要因の一つです。

ただ地域差が大きく、作業療法士が不足しているエリアもあります。

また今後沖縄県もいよいよ他の都道府県と同じく高齢者が増加していきます。

2019年1月1日現在の65歳以上の高齢者は約31万4千人ですが、2040年頃には約43万6千人になると予測されており、20年間で約12万2千人も高齢者が増加する見込みです。

現状作業療法士の人数は充実している沖縄県ですが、高齢者人口の増加により作業療法士のニーズはまだまだ高まっていくと思います。

特に回復期や高齢者施設、在宅分野の需要が高くなっていくのではないでしょうか。

求人が多いエリア

沖縄県内での作業療法士の求人が多いエリアについてみてみたいと思います。

エリア別にみると、那覇市や沖縄市、宮古島市が多いです。

那覇市

首里城

沖縄本島の南西部に位置する「那覇市」。

かつて琉球王国の中心地だったところで、市内には首里城跡や玉陵など、当時の面影が残る名所が残っています。

他の都道府県、県内主要地を結ぶ交通の要所、沖縄観光の拠点として毎年多くの観光客が訪れます。

沖縄県の政治・経済・文化の中心地です。

そんな那覇市の人口は、2020年5月31日現在321,453人。

そのうち65歳以上の高齢者は74,638人で、高齢化率は23.2%です。

それが2040年頃には人口や約30万7千人、65歳以上の高齢者は約9万2千人(高齢化率30.0%)になるとの予測が出ています。

那覇市には大学病院や高機能病院、地域の基幹病院が複数あり、急性期医療の提供能力は高く、回復期や慢性期医療も全国平均レベルです。

 

医師や看護師、療法士などの人数も全国平均を上回り充実しています。

 

しかし那覇市は2020年頃をピークに人口が減少に転じる一方、65歳以上の高齢者、また75歳以上の高齢者が増え続ける予測が出ています。

 

今後もリハビリ需要が高まることが見込まれ、作業療法士の需要も多いエリアだと思います。

沖縄市

沖縄県総合運動公園

沖縄本島の中南部に位置する「沖縄市」。

広大な米軍基地を背景に国際色豊かな都市です。

沖縄の伝統芸能の一つ「エイサー」。

毎年旧盆明けの最初の週末には沖縄市コザで沖縄最大のイベント「沖縄全島エイサーまつり」が行われ、賑わいます。

そんな沖縄市の人口は、2020年3月31日現在142,223人。

そのうち65歳以上の高齢者は28,897人で、高齢化率は20.3%です。

それが2040年頃には人口は約15万人、65歳以上の高齢者は約4万3千人(高齢化率28.7%)になるとの予測が出ています。

沖縄市内の医療体制は、地域の基幹病院が複数ありますが、人口に対して急性期医療の提供能力は低いです。

 

療養、回復期については全国平均レベルか上回っています。

 

医療資源を見ると医師数が少なく、療養士については充実しています。

 

現状療法士は充実しているエリアですが、65歳以上、75歳以上の高齢者人口が今後増え続ける予測が出ており、人口推移から医療、介護、在宅分野で需要が増えることが見込まれます。

 

作業療法士の需要もまだ続くと思います。

宮古島市

宮古島市

宮古島市は、沖縄本島から南西に約300km。

宮古島、池間島、来間島、伊良部島、下地島、大神島の6つの島で構成されている市です。

毎年プロ野球のキャンプ地になっていることで全国的によく知られています。

白い砂浜、海の美しさ、大海原に沈む夕日・・・

言葉を失うほどの絶景に出会えます。

そんな宮古島市の人口は、2015年現在52,759人。

そのうち65歳以上の高齢者は12,297人で、高齢化率は23.3%です。

それが2040年頃には人口は約4万3千人、65歳以上の高齢者は約1万5千人(高齢化率34.9%)になるとの予測が出ています。

宮古島市には地域の核となる病院はありますが、急性期医療提供能力は低いです。

 

療養病床は充実していますが、回復期病床がありません。

 

療法士数も全国平均を下回り不足しています。

 

今後宮古島市は人口減少が続く一方、65歳以上の高齢者は2030年頃、75歳以上の後期高齢者は2040年頃まで増え続けると予測されています。

 

そのため医療、介護需要は増え、作業療法士の活躍の場が多いエリアです。

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自分に合ったところ、希望の転職を見つけるためにも、たくさん登録する必要はありませんが2~3社は登録するのがいいと思います。

まとめ

沖縄県は日本一高齢化率が低い県です。

多くの都道府県で人口減少が続いている中増え続け、まだしばらく増加する予測です。

その一方高齢者も増え続け、2019年1月1日現在65歳以上の高齢者は約31万4千人ですが、2040年頃には約43万6千人になると予測されており、20年間で約12万2千人も増える見込み。

この高齢者の増加は、全国1、2位を争う増え方です。

沖縄県はリハビリに力を入れている県であり、そのため療法士も沖縄本島は多いです。

しかしこの高齢者の増加状況から、作業療法士の需要は今後もますます高まると思います。

沖縄県での転職を考えている作業療法士の方も多いと思います。

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