静岡県で転職したい作業療法士のための求人事情

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中部地方南東部に位置する「静岡県」。

北側に富士山や南アルプス、南側は駿河湾や遠州灘に面し、豊かな自然に恵まれた都市です。

お茶やミカンなどの農産物や漁業、製紙、機械などの工業が盛ん。

また県内に新幹線の駅が多く、東京や名古屋まで1時間～1時間半と、首都圏にも中部圏にも行きやすい利便性に優れた地域として人気を集めています。

そんな静岡県で転職を考えている作業療法士の方も多いのではないでしょうか。

そこで静岡県で転職するにあたり、静岡県の事情や作業療法士の求人の多いエリアなど、転職に役立つ情報を紹介します。

人口

静岡県の総人口は、3,625,131人（2020年6月1日現在）。

2007年の379万7千人をピークに減少に転じ、人口減少が進んでいます。

2040年頃には人口は約309万4千人ほどになるとの予測が出ています。

高齢化事情

2019年10月1日現在の静岡県の人口は3,639,226人。

そのうち65歳以上の高齢者は1,080,336人で、高齢化率は29.7％です。

それが2040年頃には人口は約309万4千人、65歳以上の高齢者は約116万人（高齢化率37.5％）になるとの予測が出ています。

急速に人口減少、高齢化が進むエリアで、人口構造に大きな変化が起こります。

少子高齢化対策が急がれます。

病院事情

2018年11月現在、千葉県の病院数は179施設。

一般診療所は2,322施設です。

病床機能別に見ると、少し古いデーターになりますが2014年7月現在、

計29,783床です。

一方、2025年の病床機能別の予測必要数は、

計26,584床です。

静岡県の場合、2025年に向けて総病床数は余剰になるものの、回復期は不足します。

余剰病床を回復期病床に転換していく必要があります。

静岡県の特徴は、静岡市、浜松市、沼津市に医療資源が分散的に集中していることです。

一極集中ではないので、医療拠点へのアクセスが比較的容易です。

ただ静岡県の医療資源は少なく、医師数、看護師数、療法士数など不足しています。

今後少子高齢化がより一層進行する予測を見据え、人員確保や医療・介護・在宅分野の体制整備が必要です。

作業療法士事情

現在では1700人以上の方が働いていると思いますが、それでも作業療法士数は不足しているのが現状です。

今後高齢者が増えていくことを考えるとリハビリ需要が高まっていくことは間違いなく、作業療法士の活躍の場は広がっていくと思います。

特に回復期やデイケア、高齢者関連施設、在宅分野での求人が増えるのではないでしょうか。

求人が多いエリア

静岡県内での作業療法士の求人が多いエリアについてみてみたいと思います。

エリア別にみると、静岡市や浜松市、富士市が多いです。

静岡市

静岡県のほぼ中央部に位置する「静岡市」。

北は南アルプスの山々、南は駿河湾。市域の約8割が森林を占める自然豊かな都市です。

お茶やイチゴ、ミカンなどの農産品は全国的に有名です。

そんな静岡市の人口は、2020年6月30日現在696,237人。

65歳以上の高齢者は210,654人で、高齢化率は30.3％です。

それが2040年頃には人口は約59万4千人、65歳以上の高齢者は約19万7千人（高齢化率33.2％）になるとの予測が出ています。

浜松市

静岡県の西部に位置する「浜松市」。

東は天竜川、西は浜名湖、北は天竜美林、南は遠州灘と豊かな自然に囲まれ、海の幸、山の幸豊富な地域です。

東海地方でも有数の工業都市で、遠州地域の経済・文化を担っています。

そんな浜松市の人口は、2020年4月1日現在800,870人。

65歳以上の高齢者は220,940人で、高齢化率は27.6％です。

それが2040年頃には人口は約73万8千人、65歳以上の高齢者は約25万人（高齢化率33.9％）になるとの予測が出ています。

富士市

静岡県の東部に位置する「富士市」。

北側に世界遺産・富士山、南側は駿河湾が広がる、風光明媚な都市です。

日本製紙や王子製紙など、製紙工場が多いことでも有名です。

雄大な富士山を望む富士市の人口は、2020年4月1日現在252,605人。

65歳以上の高齢者は69,791人で、高齢化率は27.6％です。

それが2040年頃には、人口は約19万6千人、65歳以上の高齢者は約7万6千人（高齢化率38.8％）になるとの予測が出ています。

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【関連記事】「マイナビコメディカル」とは？特徴、メリット・デメリット、登録方法など徹底解説

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【関連記事】「PTOT人材バンク」とは？メリット・デメリット、登録方法など徹底解説

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【関連記事】「メドフィット」とは？特徴、メリット・デメリット、登録方法など徹底解説

まとめ

豊かな自然に恵まれる静岡県。

都市部は商業施設が充実し、東京や名古屋へ新幹線を使えば1時間～1時間半ほどと利便性もよい地域で人気です。

ただ高齢化率を見るとすでに人口の約3割が65歳以上の高齢者で、2040年頃には4割近くになってしまうという予測が出ています。

リハビリ需要が高まることが予測され、作業療法士の需要も高まると思います。

静岡県での転職を考える作業療法士の方も多いと思いますが、希望する働きやすい職場に就職できるようぜひ転職エージェントをご活用ください。

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