東京都で転職したい作業療法士のための求人事情

東京 転職活動ガイド

※本ページはアフィリエイト広告が含まれています。

 

日本の首都「東京」。

政治、経済、文化などあらゆる面で日本の中心であり、約1300万人が住む世界有数の大都市です。

人口減少が進む道府県が多い中、1997年から24年連続人口増加。

他の道府県とは異なる動きを見せています。

そこで東京都の特徴や事情、転職を成功させるための情報を紹介したいと思います。

東京都で作業療法士として働くことを考えている方、ぜひ参考にしてください。

人口

人口

東京都の総人口は、13,951,636人(2019年1月1日現在)です。

東京都の出生率は全国最低の1.21ですが、他の道府県からの流入が続き、人口は今後ももうしばらく増え続けるとされています。

ピークは2025年。

その後減少に転じると予測されています。

しかしコロナ禍により今後どのように推移するか不透明になってきました。

テレワークの活用やソーシャルディスタンスなど、新しい生活様式は一時的なものなのか。

第○波、第○波があるといわれていますし、今後新たなウイルスが発生することも考えるため、結果、人口動向が変わるのか。

コロナ禍により不透明になってきた東京の人口推移を要チェックしていく必要があります。

高齢化事情

少子高齢化

2019年9月15日現在で見ると、東京都の人口は約1325万人。

そのうち65歳以上の人口は約309万人。

東京都の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は、23.3%です。

また75歳以上は161万人です。

今後の予測は、65歳以上の高齢者は2025年には約326万人(高齢化率23.3%)、2030年には約339万人(約24.3%)。

問題はその後、2030年までは緩やかに上昇した後、急速に高齢化が進むと予測されています。

高齢化率については沖縄県に次いで低いのが東京都なのですが、人数で見ると47都道府県で最も多くなるため早急な対策が必要です。

病院、高齢者施設事情

病院

2020年3月末現在、東京都の病院数は639施設。一般診療所は13855施設。

全国1位の数です。

しかし病院数は年々減少しており、平成3年時と比べ100施設以上減ってしまっています。

今後間違いなく高齢化が進み、東京都の場合2040年には3人に一人が65歳以上になる予測が出ている今、病院数、病床数は足りません。

2016年7月現在の病床機能別は、

高度急性期27,092床
急性期44,324床
回復期9,499床
慢性期23,402床

計104,999床です。

一方2025年の必要機能別病床数は、

高度急性期27,092床
急性期44,324床
回復期9,499床
慢性期23,402床

計113,764床です。

2025年時の必要病床数を2016年7月現在の既存病床数と比較すると約8,700床不足することになります。

また病床機能別にみると、高度急性期病床数と急性期病床は余剰になりますが、回復期病床と慢性期病床は不足します。

特に回復期は相当数足りません。

今後何らかの施策がとられることと思います。

同じく高齢者関連施設も足りていません。

高齢者人口の増加により新しい施設ができていますが、今後ますます増えることが予測されます。

作業療法士事情

ポイント

東京都作業療法士会の入会者数3,529名(2018年3月31日現在)。

920施設で働いています。

一般社団法人日本作業療法士協会によると、全国1位の人数です。

ただ人口に対する作業療法士の数としてみると全国と比べて低く、不足しています。

そのため東京都での作業療法士の求人は多いです。

貴重な作業療法士を確保するため、福祉厚生など力を入れているところも多いのが特徴です。

また医療分野、介護分野で見ると、圧倒的に医療分野で働く作業療法士が多く、介護分野が手薄です。

しかし全国的に見ると、東京都の高齢化率の推移は低い水準が予測されているものの、実人数で見ると全国一であり、300万人を超えているわけなので、介護分野の需要がますます高まることは間違いありません。

現在の求人状況も、医療分野に比べ、介護分野の需要が高まっており、高齢者向け介護施設や訪問リハビリなどは高めの給与傾向で多く出ています。

求人が多いエリア

東京都内での作業療法士の求人が多いエリアについてみてみたいと思います。

エリア別にみると、東京23区が多いです。

東京23区

東京都の人口は、2020年1月1日現在13,834,925人です。

東京23区でみると人口は9,570,609人。

東京都の人口の69.2%が東京23区に住んでいます。

そのため東京都の作業療法士の求人はやはり人口の多い東京23区に集まっています。

その中でも求人が多い区は、

[作業療法士の求人が多い区]

  • 世田谷区
  • 大田区
  • 足立区
  • 杉並区
  • 江戸川区

です。

求人の多い分野は、訪問看護、デイケア、デイサービス。次いで老人ホームです。

病院やクリニックの求人ももちろんありますが、全体に占める割合は訪問看護、デイケア、デイサービス等と比べ少ないです。

最初、病院や一般診療所、施設が多いのは他の区なのにどうして世田谷区や大田区といった区に求人が多いんだろうと思いましたが、各区の人口、65歳以上の高齢者人口、求人分野を見て納得しました。

求人が多い区は人口が多く、高齢者が多いです。

そこに訪問看護、デイケア、デイサービスの需要が多く生まれ、求人も多くなっています。

【参考】[東京23区の人口、高齢者数、高齢化率]2020年1月1日現在

東京23区人口65歳以上の高齢者高齢化率
千代田区65,942人11,113人16.9%
中央区168,361人24,945人14.8%
港区260,379人44,051人16.9%
新宿区348,452人67,588人19.3%
文京区226,114人43,221人19.1%
台東区202,431人46,146人22.8%
墨田区274,896人61,119人22.2%
江東区521,835人112,327人21.5%
品川区401,704人81,813人20.3%
目黒区281,474人55,220人19.6%
大田区734,493人166,110人22.6%
世田谷区917,486人184,244人20.0%
渋谷区229,671人42,889人18.7%
中野区335,234人67,892人20.3%
杉並区574,118人119,576人20.8%
豊島区290,246人57,435人19.8%
北区353,908人87,402人24.7%
荒川区217,146人50,157人23.1%
板橋区571,357人131,697人23.0%
練馬区739,435人160,491人21.7%
足立区691,298人171,378人24.8%
葛飾区464,550人113,774人24.5%
江戸川区700,079人147,484人21.1%

『住民基本台帳による東京都の世帯と人口』令和2年1月

おすすめの転職エージェント

スマホを操作する女性

転職を急いでいる方、悩んでいる方、いい求人があったら転職したいと考えている方、様々おられると思います。

しかしいざ転職活動を始めると、ものすごい時間と労力、パワーが必要です。

仕事をしながら転職活動をする方も多いでしょうし、そうでなくても肉体的にも精神的にもきついです。

そこで転職を力強くサポートしてくれる転職サイト(転職エージェント)を活用をおすすめします。

[転職サイト(転職エージェント)の主なサポート内容]

  • 転職・キャリア相談
  • 非公開求人・独占案件を含も求人紹介
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 面接などのセッティング
  • 面接対策
  • 給与など条件交渉
  • 入職後のアフターフォーロー

など。

円満退職に向けての相談も可能です。

一般公開されていない非公開求人や独占案件を持ち給与などの条件交渉もあなたの心証を悪くすることなく良い条件でまとめてくれます。

また転職エージェントから応募した方がキャリアアドバイザーの後押しもあり、内定獲得率を上げることができます。

そこで作業療法士の転職におすすめの転職サイト(転職エージェント)を紹介します。

PTOT人材バンク

「PTOT人材バンク」は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士に特化した転職サイト(転職エージェント)です。

運営会社の株式会社エス・エム・エスキャリアは、「PTOT人材バンク」の他に「ナース人材バンク」や「検査技師人材バンク」「放射線技師人材バンク」「カイゴジョブ」「ケア人材バンク」など、こメディカルや介護職の方の転職サービスも行っています。

医療・介護に特化した専門性の高い人材紹介サービス会社です。

リハビリ職に関しての転職ノウハウが高く、転職成功に向けて力強いサポートが受けられます。

[PTOT人材バンクの特徴]

  • PT・OT・ST専門転職エージェント
  • 医療機関や介護施設との強いつながり
  • 非公開求人多数
  • 求人先との交渉
  • 転職データが豊富
  • プライバシーマーク取得
  • 入職後のアフターフォロー

求人は全国に対応。

すべてのサービスが完全無料です。

リハビリ職の転職活動時には必ず登録しておきたいと人気の転職サイト(転職エージェント)です。

右向き矢印PTOT人材バンク」の公式ページへ

 

作業療法士さらに詳しく「PTOT人材バンク」について知りたい方はこちら 下向き矢印
【関連記事】「PTOT人材バンク」とは?メリット・デメリット、登録方法など徹底解説

マイナビコメディカル

マイナビコメディカル
「マイナビコメディカル」は、日本最大級の人材紹介サービス「株式会社マイナビ」が運営する転職・就職支援サービス。

看護師、薬剤師を除いたコメディカルスタッフに特化した転職サイト(転職エージェント)です。

その中でも理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)の転職支援を得意としています。

転職支援40年をもつ「マイナビ」だからこその情報力、人脈で、質の高い求人の提案、転職サポートが受けられると人気です。

[マイナビコメディカルの特徴]

  • コメディカル専門転職エージェント
  • 非公開求人が全体の約4割
  • 40年の実績、医療・介護業界に精通したキャリアアドバイザーによる転職支援
  • 定着率重視!質の良い求人紹介
  • 求人先との交渉力
  • 入職後のアフターフォロー
  • 「職業紹介優良事業者」事業者認定、「プライバシーマーク」取得

求人は全国対応。

すべてのサービスが完全無料です。

医療業界、介護業界に精通したキャリアアドバイザーによる手厚い転職サポートが受けられ、利用者の満足度も高いです。

特に理学療法士、作業療法士、言語療法士に強いので、リハビリ職の転職希望者は登録しておきたい転職サイト(転職エージェント)です。

右向き矢印マイナビコメディカル」の公式ページへ

 

作業療法士さらに詳しく「マイナビコメディカル」について知りたい方はこちら下向き矢印
【関連記事】「マイナビコメディカル」とは?特徴、メリット・デメリット、登録方法など徹底解説

メドフィット

リハビリ職の求人なら「メドフィット リハ求人.com」
「メドフィット」は医療・介護業界に特化した転職サイト(転職エージェント)です。

「メドフィット」を運営するのは株式会社Genten Links(ゲンテンリンクス) は2009年に設立された比較的新しい会社で、人材サービスと訪問看護事業を行っています。

医療・介護関連に特化・集中することで医療機関や施設との密接なつながりを築き、医療や介護に強い人材紹介会社として評価が高まっています。

[メドフィットの特徴]

  • 医療・介護に特化した転職サイト(転職エージェント)
  • 非公開求人あり
  • 面接同行をしてくれる
  • 入職後のアフターフォロー
  • 相談、求人を見るだけの登録もOK

求人は全国対応。

すべてのサービスが完全無料です。

職種ごとに専門のエージェントがいるので、仕事事情をしっかり把握したうえで相談やサポートしてくれるのでコミュニケーションが取りやすく、専門的なことも相談することができます。

また現在転職する!という強い意志を持っていない方も、相談するだけ、求人を見るだけでも「メドフィット」は登録ウエルカムです。

転職に迷っている方も「メドフィット」なら登録しやすいですよね。

手厚いサポートで高く評価されている転職エージェントなので、転職が気になったり、考えたり、活動するなら登録しておきたい転職サイト(転職エージェント)です。

右向き矢印メドフィット」の公式ページへ

 

作業療法士さらに詳しく「メドフィット」について知りたい方はこちら下向き矢印
【関連記事】「メドフィット」とは?特徴、メリット・デメリット、登録方法など徹底解説

 

転職活動をする際は面倒かもしれませんが、転職サイト(転職エージェント)を1社に絞るのではなく、2~3社登録することをお勧めします。

担当者との相性や各転職サイト(転職エージェント)が持っている情報、求人も違います。

自分に合ったところ、希望の転職を見つけるためにも、たくさん登録する必要はありませんが2~3社は登録するのがいいと思います。

まとめ

日本の首都である東京は、病院数、病床数、医師数、看護師数、リハビリ従事者など、全国で最も多いのが特徴です。

一見充実しているように見えますが、10万人単位などで見てみると不足していることが多いです。

作業療法士の数も足りていません。

特に介護分野の需要が高いのですが、手薄なのが現状です。

そのため、給与面や福利厚生など好条件の求人が多いです。

転職を考えている者にとって、選択肢の幅があるからこそ、より一層自分の希望に合い、働きやすい職場で働きたいですよね。

転職活動は自分一人で行うこともできますが、求人票に書かれてあることが本当かどうか、人間関係など内部情報を自分で調べるのは難しいです。

そこで転職活動を行う際には、病院や施設について内部情報を持つ転職エージェントの活用をお勧めします。

上手く活用し、転職成功を手に入れてください。

【関連記事】関東(1都6県)で転職したい作業療法士のための求人事情

タイトルとURLをコピーしました