鳥取県で転職したい作業療法士のための求人事情

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中国地方の北東部に位置する「鳥取県」。

都道府県で最も人口の少ない県ですが、自然に恵まれ、絶景スポット、観光スポットがたくさんあります。

日本最大級の砂丘「鳥取砂丘」や中国地方最高峰「大山」、世界ジオパークにも認定された美しいリアス式海岸「浦富海岸」、断崖絶壁の窪みに建つ山岳信仰の社「三徳山」、日本屈指のフラワーパークの一つ「とっとり花回廊」、神話『因幡の白兎』の舞台とされる「白兎海岸」、金運・開運のパワースポット「金持神社」、「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親・水木しげる氏の出身地にある「水木しげるロード」など、魅力的なスポットが多く、毎年多くの観光客が訪れます。

そんな鳥取県で転職を考えている作業療法士の方も多いのではないでしょうか。

そこで鳥取県で転職するにあたり、鳥取県の事情や作業療法士の求人の多いエリアなど、転職に役立つ情報を紹介します。

人口

鳥取県の人口のピークは1985年の616,024人。

その後減少に転じており、2035年頃には50万人を切り、2040年頃には約47万2千人になるとの予測が出ています。

高齢化事情

2019年10月1日現在の人口は555,663人。

そのうち65歳以上の高齢者は176,499人で、高齢化率は32.0％です。

それが2040年頃には人口は約47万2千人、65歳以上の高齢者は約17万6千人（高齢化率37.3％）になるとの予測が出ています。

鳥取県の65歳以上の高齢者は2025年頃をピークに、75歳以上の後期高齢者は2035年頃をピークに減少に転じる見込みです。

病院事情

2018年11月現在、鳥取県の病院数は44施設。

一般診療所は436施設です。

病床機能別に見ると、2018年7月1日現在、

計6,939床です。

一方、2025年の病床機能別の予測必要数は、

計5,896床です。

鳥取県は急性期医療も慢性期医療も充実しています。

医師や看護師、療法士も全国平均を大きく上回っています。

高齢化に伴う医療・介護体制は、県としては基本的に現状で対応可能な状態です。

作業療法士事情

鳥取県の療法士は充実しています。

高齢者人口も2025年頃にピークを迎えるということで、今後リハビリ需要が大きく伸びるエリアではありません。

転職を考えている方は、高齢者人口が減少に転じる2025年までがチャンスととらえた方がいいかもしれません。

求人が多いエリア

鳥取県内での作業療法士の求人が多いエリアについてみてみたいと思います。

エリア別にみると、鳥取市、米子市が多いです。

鳥取市

鳥取県の東部に位置する「鳥取市」。

『田舎暮らしの本』宝島社、2019年2月号で発表された「2019年版第7回住みたい田舎ベストランキング」で、「総合部門」「若者世代が住みたい田舎部門」「自然の恵み部門」で第1位を獲得しています。

市内には日本最大の砂丘「鳥取砂丘」や『因幡の白兎』の舞台とされる「白兎海岸」、日本唯一の「砂の美術館」などがあります。

そんな鳥取市の人口は、2020年6月30日現在186,226人。

そのうち65歳以上の高齢者は54,575人で、高齢化率は29.3％です。

それが2040年頃には人口は約16万5千人、65歳以上の高齢者は約5万9千人（高齢化率35.8％）になるとの予測が出ています。

米子市

鳥取県の西部に位置する「米子市」。

北側は日本海、南東側に中国地方最高峰の大山、そして西側はコハクチョウ渡来南限地でラムサール条約登録の中海があります。

自然豊かな都市です。

市内には、米子市のシンボル「米子城跡」、長寿の神様「粟嶋神社」、日本の渚100選に選ばれている「弓ヶ浜」、いろんな野鳥と出会える「米子水鳥公園」、小動物と触れ合える「大山トム・ソーヤ牧場」などがあります。

そんな米子市の人口は、2020年8月31日現在147,548人。

そのうち65歳以上の高齢者は42,744人で、高齢化率は29.0％です。

それが2040年頃には人口は約14万2千人、65歳以上の高齢者は約4万7千人（高齢化率33.1％）になるとの予測が出ています。

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【関連記事】「メドフィット」とは？特徴、メリット・デメリット、登録方法など徹底解説

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【関連記事】「PTOT人材バンク」とは？メリット・デメリット、登録方法など徹底解説

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【関連記事】「マイナビコメディカル」とは？特徴、メリット・デメリット、登録方法など徹底解説

まとめ

鳥取県は、病床数、医師数、看護師数、療法士数など充実しているところです。

高齢者人口のピークも2025年頃。

ほぼ現状の医療・介護体制で対応可能な状況です。

作業療法士の求人も全国の中では少ないエリアです。

鳥取県での転職を考えている作業療法士の方も多いと思いますが、求人数から希望分野への転職は難易度が高いエリアだと思います。

そこで転職活動時には転職サイト（転職エージェント）の活用をお勧めします。

今後のキャリア形成や転職への不安など相談することができますし、面接対策、条件交渉など様々なサポートが受けられます。

希望の転職先を見つけるのは大変かもしれませんが、様々なツールを活用し、内定を勝ち取りましょう。