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給料が少なくて厳しい・・・
しかも作業療法士って昇給も少なくありません?
「うち、昇給ないけど・・・」なんて声もあるほど。
今は何とか生活しているけど、将来を考えると不安・・・という作業療法士は多いのではないでしょうか。
そこで改めて、なぜ作業療法士は昇給が少ないのか、また給料を増やしていくにはどうしたらいいかまとめました。
給料少ない、昇給も希望が持てないと悩んでいる方、参考にしてみてください。
作業療法士の昇給ってどれくらい?
作業療法士の中で「給料が少なくて生活が大変・・・」という声、多いです。
ただ昇給が高ければ、「今は苦しくても将来は!」と思えるんですが、多くの職場でその希望が持てないのがつらいですよね。
昇給、少ないところだと0円~500円。
だいたい1,500円~3,000円ぐらいのところが多いようです。
初任給が月20万円とすると、
◆500円の昇給の場合
10年勤務すると → 20.5万円
20年勤務すると → 21万円
◆3,000円の昇給の場合
10年勤務すると → 23万円
20年勤務すると → 26万円
将来を考えると厳しいですね。
ちなみに2019年の一般職の平均昇給額は5,997円。
大企業で見ると、平均昇給額は6,199円。
300人未満の中小企業でも平均昇給額は4,765円でした。
作業療法士と一般職、5年、10年・・・と勤務年数が増えるにつれ大きな差になりますね。
作業療法士の昇給が上がりにくい理由
各職場ごとの事情はありますが、作業療法士全体として昇給が上がりにくい理由は大きく2つあります。
診療報酬、介護報酬によって料金が決められているため
作業療法士の報酬額は、診療報酬、介護報酬によって決められています。
単位数も上限があります。
頑張れば頑張るだけ売り上げが上がるということはなく、また1年目の新人作業療法士がリハビリテーションをしても、20年目のベテラン作業療法士がリハビリテーションしても料金は一緒。
経営者側からみれば、新人もベテランも同じなんですよね。
しかも改定によって保険点数は下がり続けており、給料を上げる要素がないのが現状です。
作業療法士の有資格者の増加
高齢化社会を見据え、2000年前後から養成学校が増え、作業療法士有資格者が急増。
今も毎年4,000人~5,000人ずつ増えている状態です。
需要と供給が以前と異なり、地域によっては需要より供給が上回っているところもあります。
そのため病院や施設側も高い給料を出さずとも作業療法士を雇うことができるようになっています。
今後さらに作業療法士の有資格者が増え、2040年頃には供給が需要の1.5倍になるとの予測が出ており、給料・年収が上がることを期待するのは難しい状況です。
給料・年収を増やすには?
診療報酬、介護報酬による報酬アップは希望が薄いです。
また作業療法士有資格者増加で、高い給料・年収を出さなくても雇うことができるため、経営者が給料を高くする必要も、多くの昇給を出す必要もなく、それどころか将来的には人余りになってしまう可能背が高いです。
厳しい時代が待っていると考えていたほうがよいようです。
そんな困難を乗り切っていくためには何らかの行動、対策が必要になってくると思います。
収入をアップさせる方法
毎年1,000円、2,000円の昇給でこのまま10年後、20年後の給料・年収に不安があるなら、転職をお勧めします。
もちろん他にも収入をアップさせる方法はありますが、一番生活の基盤となる給料を安定的にアップさせることがいの一番です。
ただ転職すれば収入がアップするというわけではありません。
またブラック病院やブラック施設に転職してしまっては元も子もありません。
そこでおすすめしたいのが転職エージェントです。
面接時などに個人でも年収や給料、昇給について直接応募先に聞くこと、交渉することはできますが、実際にそれができるかというとほとんどの方はできないですよね。
求人票の給与欄に「○○万円~○○万円」と書かれてあると、個人で応募した場合は大抵最も低い金額のことが多いです。
しかし転職エージェントを通せば担当のキャリアアドバイザーが、求職者の心証を悪くすることなくしっかり交渉してくれます。
また職場の人間関係や仕事環境などの内部情報も教えてくれます。
さらに一般公開されていない非公開求人の紹介や、履歴書・職務経歴書の作成サポート、面接対策、入職後のアフタフォローなど、様々な転職サポートをしてくれます。
もちろんお金はかかりません。すべて無料です。
登録したからといって必ず転職しなければいけないわけではないので、相談やどんな求人があるかなど聞いてみるだけでも大きな価値があるのではないでしょうか。
登録は簡単1分。
給料、昇給など不安な方はぜひ一度ご相談してみてください。
【関連記事】作業療法士におすすめの転職サイト(転職エージェント)3選
まとめ
作業療法士の昇給は厳しいところが多いです。
昇給なしや500円といったところもあるほどです。
安い給料、昇給も少ないとなると、10年後、20年後、老後を考えると不安な人が多いと思います。
ただ不安がっているだけで行動しなければ何も変わりません。
不安が現実になるだけです。
あと数年もすれば高齢者人口がピークを迎え減少に転じます。その後に待ち受けているのは少子化、人口減少。
一方作業療法士の有資格者が増えており、近い将来飽和状態になってしまう可能性が高いです。
そうなると給料は低いまま、転職も難しい時代に。
将来のお金の不安をできる限り減らすためにも、今、給料・年収に不安を持っている方はできるだけ早く行動に移すことが必要です。
収入をアップさせる方法はいくつかありますが、やはり最もお勧めなのは転職です。
転職は大変なことも多いですが、成功すれば得られるメリットが大きいです。
給料・年収に不安・悩みがある方は、一度ぜひ転職エージェントに相談してみてください。
未来を切り開きましょう。
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